流山の野鳥

■ハト科  ■アビ、ミズナギドリ科  ■コウノトリ科


野鳥ノート 07 アビ科

アビ  シロエリオオハム  ハシジロアビ


081 アビ ◇

・阿比 (英)Red-throated Diver (学)Gavia stellata

・夏羽では、前頸の赤褐色斑が特徴。 冬羽では、額から後頸までが灰褐色。 頬から前頸、側頸、胸、腹にかけては白色。 雌雄同色。
・冬鳥として、九州以北の沿岸に渡来。 波間に見え隠れする大型の海鳥。

・2008.2.2 一宮川河口
・2008.2.2 一宮川河口

・アビ冬羽  

・2013年5月6日 外川漁港
・2013年5月6日 外川漁港

・アビ夏羽  



 083 シロエリオオハム ○

 ・白襟大波武 (英)Pacific Diver (学)Gavia Pcifica


・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市
・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市

・内陸の河川で、成鳥夏羽のシロエリオオハムが見られるというので、急遽、上越新幹線に乗って、現地を訪れた。
・5月30日に発見され、3週間になろうとしている。 長居するには、訳があった。 両翼の風切羽先端がカットされ、飛行困難な状態だったのである。 このカッティングが人為的なものならば、どこかで飼育されていたものが、逃げ出したか、放鳥されたものだろう。 自然界では、セグロカモメなどに かじられることもあるだろうが、両翼となると、‘?’である。
(※ 読者の方からの連絡では、この地に来る前に、養魚場の網にかかっているところを発見され、網から 外すために羽が切られたとのこと。 ‘飼育鳥’を疑ったが、そうでないことが判明した。(6月20日23時追記))
・家を出るとき、図鑑で シロエリオオハムの特徴を頭に入れ、現地では、何の疑いもなく シロエリオオハムと思い込んで撮っていた。
・帰ってから、新ためて検証すると、シロエリオオハム成鳥夏羽の前頸部は、紫色光沢の黒であるが、撮ったのは、緑色光沢の黒だった。 図鑑によると、これはオオハム。 体や嘴の大きさは比べようにもないが、色の違いは明確であるということで、オオハムとした。 しかし、水面に浮かんでいるときに、脇後方の喫水上の白色部が小さいことから、シロエリオオハムの可能性も捨てきれない。
・本日の野鳥は、カルガモ、キジバト、[300]オオハム シロエリオオハム、カワウ、カワセミ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ
※今回、高崎市で発見された個体は、 日本野鳥の会群馬・掲示板によると、シロエリオオハムに間違いないとのこと。
・シロエリオオハムには、腹部 足の付け根に、黒い帯状斑(vent-strap)があるが、オオハムには、この帯状斑がない。
・参考資料:http://www.ruf.rice.edu/~ctlee/BirchLeeLoonBirding.pdf
・これが、決定的証拠として確認された。 (6月26日17時追記)
  

・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市
・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市
・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市
・シロエリオオハム 2014年6月18日 高崎市


085 ハシジロアビ ◇

・嘴白阿比 (英)Yellow-billed Diver (学)Gavia adamsii

・ナイフ状の嘴が特徴。 夏羽では、頭部が光沢のある黒色となり、また背から尾の上面は黒く、そして白斑が蜜に点在する。 冬羽では、体上面は灰黒色で体下面は白い。
・冬鳥として渡来するが、数は多くない。 アビ目の中では最大。 

・夏羽では、頭部が光沢のある黒色となり、また背から尾の上面は黒く、そして白斑が蜜に点在する。


・2013年3月8日 外房 
・2013年3月8日 外房 

・白いナイフ状の嘴が特徴の、数少ない外洋性の冬鳥ハシジロアビ。 2013年3月8日外房の小さな漁港で見ることが出来た。
・ハシジロアビは、ゆったりと港内を泳ぎ、時たま潜水するなど、遊泳には特に問題無いようだった。 しかし、左翼風切羽の欠損が著しく、何度も羽ばたきを繰り返し、故障具合を確かめていた。 その後は、船揚げ場に寝そべり、動きは少なかった。

・2013年3月8日 外房 
・2013年3月8日 外房 

・港外で何度も羽ばたきを繰り返してしていた。 故障具合を確認していたのだろう。 左翼風切羽の欠損が著しい。 これでは、飛べない。

・2013年3月8日 外房 
・2013年3月8日 外房 

・泳ぎには、支障無いようだったが…。 早く夏羽が生え揃うことを祈りたい。



野鳥ノート 09 ミズナギドリ科

オオミズナギドリ


098 オオミズナギドリ ◎★

・大水薙鳥 (英)Streaked Shearwater (学)Calonectris leucomelas

・日本最大のミズナギドリ。 頭部がゴマ塩風で体上面が黒く、下面が白く見える。 群れで行動する。 留鳥


・2007年5月5日 房総白浜
・2007年5月5日 房総白浜
・2011年9月25日 利根運河  ・台風は思いがけない野鳥を運んでくる。今朝、利根運河の畔を歩いていると、岸の縁で見かけない鳥が見つかった。 時折、翼を広げようと試みるが、完全に開ききらない。その後、対岸へ泳いでいき、土手の草の上へ上がった。
・2011年9月25日 利根運河  ・台風は思いがけない野鳥を運んでくる。今朝、利根運河の畔を歩いていると、岸の縁で見かけない鳥が見つかった。 時折、翼を広げようと試みるが、完全に開ききらない。その後、対岸へ泳いでいき、土手の草の上へ上がった。